日本酒なのにワイングラスで飲むのはなぜ?
それは、大吟醸酒や吟醸酒持っている「フルーティー感」を十分に楽しめるからです。
「フルーティーな香り」の生成はお酒を造るときの酵母が非常に関係してきます。酵母がお米の糖を吸収することにより、アルコールを生成します。同時に「吟醸香=フルーティーな香り」も生成します。
例えば、バナナのような香りの「酢酸イソアミル」、りんごのような香りの「カプロン酸エチル」、バラのような香りの「β−フェニルエチルアルコール」などです。
この香の成分を十分に発揮するにはワイングラスが最適とされております。
大吟醸はワイングラスで楽しもう
ワイングラスや口元がある程度広いグラスで飲むと、丁度飲む人の「口・鼻」をすっぽり覆います。このような酒器で大吟醸などを飲むことにより、フルーティーな香が上に立ち昇ります。これにより味がより鮮明になります。
大吟醸の魅力というと「吟醸香」「飲みやすさ」なのかもしれません。日本酒を飲みなれていない人と一緒に飲むときはぜひ「大吟醸」などを飲んでみましょう!蔵元で通常の日本酒より手間暇をかけて醸造したり、高品質の酒米を使用して、雑味の少ないクリアな味わいと香りが楽しめます。
ちなみに「おちょこ」おちょこで日本酒を飲んでみると、お酒に「重厚感」が得られます。日本酒のパフォーマンスを最大限発揮できる酒器で飲みたいですね。
記念日に楽しみたいSAKE3選
記念日にはぜひ「大吟醸」などの〇〇吟醸酒を選びましょう。大吟醸酒は通常の醸造より手間暇をかけております。その分「香り」と「飲みやすさ」は段違いです。また、お値段でお手軽な純米吟醸酒だと、地元の酒米などを使用して、蔵の個性が出る傾向にあるお酒でもあります。
自分にぴったりな日本酒で記念日は乾杯してみてください。
■大吟醸四ッ星 720ml
舩坂酒造店の代表銘柄の「深山菊」「甚五郎」に続く第三番目の看板銘柄大吟醸です。兵庫県産山田錦を精米歩合40%にあえてとどめ米のもつ「旨味」を存分に味わいながら、アフターフィニッシュを軽く、フルーティーな味わいを実現することが出来ました。杜氏歴30年以上の平岡杜氏がずっと夢に見た 大吟醸でもあります。「夢に見ましたこのお酒 夢に花が咲きました。」と、平岡杜氏が杜氏人生で会得した技術や経験を基に醸造しているお酒です。きっと素敵な時間を楽しむことが出来るはず!!
■大吟醸深山菊 720ml
舩坂酒造店の代表銘柄の深山菊です。深山菊を冠する舩坂酒造店の日本酒の大吟醸となります。従来の大吟醸と一線を画す辛口好みの大吟醸となっております。 大吟醸と言えば特徴的なのは「吟醸香」です。その華やかさに魅せられてついつい飲んでしまいがちですがこの「大吟醸深山菊」は辛口の大吟醸です。滑らかなのど越しと柔らかい口当たり。柔らかさの中にもキリリと芯のある辛口な味わい。上品だけでなく力強い味わいは食中酒として幅広く活躍できることでしょう。
純米吟醸深山菊 720ml
華やかに広がる甘い香りがあり、口の中に広がる米の甘味と旨味の中にピリッとした辛さを少し感じつつ、喉越しはキレ良く通る、やや甘口の純米酒です。濃厚な味を持ちながら、口の中に広がるお米の甘味などがそのまま余韻として残りますが、重すぎず爽やかに感じます。米の甘味、旨味が多いので、牡蠣、帆立、アサリなどの貝類と合わせるのがオススメです。
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